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新種の詐欺

詐欺に遭いやすい人 遭いにくい人の7つの習慣

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580人の詐欺の相談を受けて分かった習慣

私は今までにたくさんの詐欺の相談を受けてきました。数年前からただ相談を受けるだけではもったいないと感じ、詐欺に遭いやすい人にはどのような特徴、習慣があるのか、様々なアンケートを実施して調査することにしました。

学歴、年収、家庭環境などの目に見える要素から、性格、習慣などを主に対象として調査しました。例えば「高学歴や高収入の人は詐欺に遭いにくいのではないか」という仮説を立てては検証することの繰り返しです。しかし学歴や年収が詐欺の遭いやすさいに関係があるかといえばNoでした。

詐欺に遭いやすい人はそれ相応の習慣があります。学歴や数字という客観的なデータよりも、それぞれの習慣が色濃く反映します。それは本人がちょっと心を入れかえただけではどうすることもできない要素です。

「夢をかなえるために最も効率が悪い方法は心を入れ替えることだ」

という言葉があります。「絶対詐欺にかからないぞ」と多少警戒心を強めたところで、それが長続きするわけではありません。実際に行動し、習慣化して初めて効果があるのです。

一見関係ないような習慣が人生を変える

詐欺に騙されやすい人といえば、老人や情報に疎い人、相談できる友達がいない人などの印象があります。確かにそれは間違いではありません。お年寄りや情報弱者が詐欺の標的にされることはよくあることです。

しかし、一見無関係に見える習慣も同様に重要になってきます。今は詐欺にあわなくても、年をとって情報に疎くなったら詐欺に遭う可能性が高まります。「オレオレ詐欺撃退マニュアル」などの小手先のテクニックが出回っていますが、そんなものでは、多様化する詐欺に対応することは困難です。

これから紹介する習慣を実行に移せばいざというときに身を守れるはずです。

 

詐欺に遭いやすい人と遭いにくい人を分ける7つの習慣

1 騙されやすい人は「どちらでも」が口癖
2 騙されやすい人は少額な募金で自己満足に浸る
3 騙されやすい人はブランドものを欲しがる
4 騙されにくい人は1つのものを大切に使う
5 騙されやすい人は宝くじを買う
6 騙されにくい人は職場の近くに住む
7 騙されにくい人は情報発信をする

 

1 騙されやすい人は「どちらでも」が口癖


これは詐欺の相談者とアポを取るときに痛感したことです。日程をとるときに候補を複数提示し、なるべく優しい言い方で好きな方を選んでほしいと伝えているのですが、「どちらでもいい」という言葉が返ってくる確率が非常に高いです。これは詐欺以外の相談者と比較して高いという意味です。

「詐欺に遭う人は決断力が不足しているのでは」という仮説を立てて、アンケートをとったところ「レストランのメニューを選ぶときに時間がかかる」という割合が高いことがわかりました。

決断力がなく「何でもいい」「どちらでもいい」という人は決断が人に流されやすく、「みんな買ってるよ」「となりの○○さんもやってるよ」などという言葉に弱く、詐欺師の標的になり、詐欺に遭いやすい傾向にあります。

決断力に不安のある人は、「重要でない二者択一は5秒以内に決める」ということを習慣にしましょう。レストランのメニューなどはどれを選んでも人生に大きな影響を及ぼさないのでさっさと決めることです。

2 騙されやすい人は少額の募金で自己満足に浸る

コンビニやスーパーのレジ横によく募金箱がおいてありますよね。困っている人のためになればと、なんとなくお金を入れていませんか?そういう人は詐欺に遭いやすいので危険です。

少々の募金をすることで少し、良い気分になるのは事実です。しかしそういう人に限って、なんとなく無駄にお金を使っては、それを後から正当化することが習慣化しています。詐欺に騙されても、「自分は正しくお金を使ったのだ」と思い込んで、お金をつぎ込んでしまうという傾向があります。

これは別に「募金をやめろ」という意味ではありません。一番募金に貢献しているのは、振り込みでまとまったお金を寄付する人たちです。そういう人は「レジ横に募金箱があったから」というだけでなんとなく募金しません。自分で行動をおこし、どこに募金すればいいかを考え、自分の意志で募金をしています。

自分の行動に責任を持っているということです。そういう人は自分の行動を後から無理に正当化しません。客観的に自分の行動を振り返るので、万が一詐欺に騙されても早めに気づいて被害を抑え、解決策を練ります。

3 騙されやすい人はブランド物を欲しがる

これは、テレビ番組でも紹介されていた、詐欺に騙されやすい人の特徴です。ブランド物の良さをあまり知らずに、みんな欲しがっているからという理由だけでブランド物を買う人は詐欺師に騙されやすい傾向にあります。そういう人は、権威に弱いため、詐欺師が警察官や銀行員を名乗るだけで信用しやすいのです。

テレビや新聞の報道や流行に踊らされて、無駄な買い物をすることも多くなります。メディアという権威にとても弱いのです。高い買い物をすればそれだけ詐欺に遭う確率が増えるというのも納得できます。

まずは無駄な買い物を控え、有名でなくても質が高く、自分に合う商品を探すことを習慣にしましょう。

4 騙されにくい人は一つのものを大切に使う

先ほどの例と少しかぶりますが、騙されにくい人は一つのものを長期間大切に使います。彼らが買い物をあまりしないわけではありません。逆に自分のためになると思ったものにはお金をつぎ込みます。

「買うのに迷った時、迷う理由が価格なら絶対に買いなさい。迷う理由が商品の質なら絶対に買ってはいけない」

という言葉があります。詐欺に遭いにくい人は自分の納得したものにしかお金を払いません。「怪しさしかないけど、安いから買ってしまおう」という思考は危険です。詐欺師が人を信頼させるために最初だけ安くしているケースが多くあります。一度かってしまったら詐欺師の標的になり、お金を絞りとられてしまいます。

詐欺に遭いたくなければ、自分が本当にいいと思ったものだけにお金を使い、大切に使うことを習慣にしましょう。

5 騙されやすい人は宝くじを買う

 

宝くじをよく買う人が詐欺師に騙されやすい理由は2つあります。まずは合理的な思考ができないということです。宝くじは半分くらいは国にもっていかれるので期待値は50%くらいです。数学的に見てこんなに損なギャンブルはありません。それなら本気で競馬を勉強して馬券を買う方がましです。

詐欺に騙されにくい人は、高校時代に数学が得意だったということがアンケートの結果わかりました。合理的、論理的な思考ができれば、詐欺のおかしな点に気づきやすくなります。

もう一つの理由は、宝くじを買う人は「お金さえあれば仕事をやめて幸せになれる」と思っている人が多い点です。どこかで一発逆転を夢見ているので、おいしい儲け話があると、もしかしたら・・・と思い、焦ってお金を出してしまいます。

年に数回買うくらいならいいですが、宝くじを買うのが習慣の人は、今一度自分の行動を振り返ってみましょう。

6 騙されやすい人は職場から遠くに住む

 

明確な理由はわかりませんが、アンケートの結果わかったことです。考えられる理由としては、職場の近くに住む人は時間を大切にし、合理的な思考ができるというという点です。

都心に住めばそれだけ家賃がかかりますが、時間の大幅な節約になります。通勤時間が30分減れば、往復一時間の節約になります満員電車の疲れもなくなって仕事のパフォーマンスが上がります。浮いた時間を有効活用し生産的なことをすれば、すぐに元が取れてしまいます。

それができない人というのは合理的な思考ができない傾向にあります。目先のお金よりも長期的な利益を重視するため、詐欺師に「儲かるぞ」と言われても、冷静になれます。

7 騙されにくい人は情報を発信する

自ら情報を発信した経験のある人は騙されにくい傾向にあります。情報発信というのは、自分で記事やブログを書いたり、研究成果を発表することを指します。日常生活を普通に送るだけでは、どうしても情報の受け手になってしまいます。

普段から情報を発信するひとは、情報のソースや信憑性を強く意識します。嘘をつく人の気持ちがよくわかるため、騙されにくくなります。情報はどこからともなく湧いてくるのではありません。必ず、人が意図を持って書いたものです。

詐欺師が近づいてきても「この人は何が目的なのか」「情報のソースはどこか」を意識することが大事です。詐欺に遭いたくないひとは一度ブログを始めてはいかがでしょうか。

番外編 あまり騙されやすさに関係なかった習慣や要素

以上のデータはいくつか仮説を立ててそれをもとに検証されています。全ての仮説が当たったわけではありません。以下の要素は詐欺とは関係がなかったことがわかりました。

  • 性別
  • 年収(とびぬけた資産家は騙されにくい)
  • 学歴
  • 語学力
  • 海外経験
  • 甘党か辛党か
  • テレビをよく見るか
  • 漫画をよく読むか
  • ファッション

やはり大事なのは普段の習慣です。まとめると、詐欺に遭いにくい人ほど、合理的で頭の回転が速く、物と時間を大切にすることがわかりました。心を入れ替えるだけではだめです。是非とも行動に移し、習慣にしてください。



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