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ホームページ開設から7ヶ月で月間1万pvを達成
2017年の2月から始めているこのホームページですが、ついに8月、月間1万pvを達成できました。サイトを作るのはこれが初めてでSEOも全くの初心者でした。ブラックやグレーな手法に手を出さず何とか一つの壁を超えられたかなと思います。
これが、その証拠写真です。
8月もあと数日あるので最終的に1万2千pvで収まるのではないかと思います。もちろんここまでくる道のりは楽ではありませんでした。だからこそわざわざ記念にこういう記事を書いているわけですね。
月間1万pvを出せたら50人に1人の逸材?
「月間1万pvくらいで調子に乗るなよ」「三か月で10万pvくらいなんてごろごろいるぞ」なんて批判が飛んできそうなので、今一度ブログのアクセスについて調べてみました。
これは数年前のデータですが、現在もそこまで大きく数字は変わっていないと思います。一日の平均アクセスが400くらいなのでこれでブログ全体の上位4%くらいには入ったことになります。大体25人に1人の割合となります。
そしてもう一つ注目したいデータがあります。
こちらを見るとブログを更新している人よりも、ブログをやっている(やっていた)人の多いことがわかります。ブログ経験者のうち、継続して続けているのは半分以下なのです。その中で1万pvを叩き出せるのが約4%。
0.5(50%)×0.04(4%)=0.02。きちんと収益を上げていればブログを辞めることはそうそうないので、ブログで月1万pvを出せたら上位2%に入っていると考えていいでしょう。
50人に1人ってぶっちゃけどうなの?
「上位2%」と聞くとなかなか上位に入っている気がしませんか。偏差値でいえば通常は70以上、IQでいえば130、年収の上位2%であれば1250万円です。高校野球の地区予選なら県大会の決勝に残るのがちょうど2%くらいです。田舎の学校なら夏の甲子園に出れるくらいの割合です。
つまりこれを達成できたらもっと自信を持っていいということです。自分もこの目標を達成できるまでの間に何回も「ブログ 月1万pv」などと検索して、たくさんのノウハウを吸収し、勇気をもらいました。かつて自分と似たpvの上がり方をしたブログを多く探しました。
まだブログを始めて間もない人がこの記事を読んで少しでもモチベーションを高めてもらえると嬉しい限りです。
アクセスは急激にアップするというのは本当か?
最初はもちろん苦労の連続でした。独自ドメインで始めたので、最初のほうのアクセスは悲惨でした。全くアクセスが来ない日があったり、コードの編集に手を出してサイトが真っ白になって閉鎖の危機に追い込まれたり。画像が貼れない、リンクが貼れない、SEOもわからない。そんな状態から誰にも相談せず、ネットと本の知識を吸収しました。
以下がアクセス数の推移です。
今見ると最初のほうのアクセスなんて微々たるものです。半年たったあたりから急にpvが増加しました。月別の大雑把なアクセス数を書いていくと
3月 300pv
4月 200pv
5月 1200pv
6月 2900pv
7月 7000px
8月 10000pv+α
といった感じです。一旦軌道に乗った後は、一カ月ごとにアクセスが倍になっているような印象があります。長期的に見てgoogleからの評価をためることを重視してきたため、知人には一切紹介せず、SNSもほとんど使わずにやってきました。流入は圧倒的に検索が多い状況です。
2:8の法則はやはり当てはまった
パレートの法則、というものをご存知でしょうか。代表的なものでは以下のような現象が、あらゆる場面で成立します。
- 売上の8割は、全顧客の上位2割が占めている。
- 売上の8割は、全商品の内の2割の品目によって作られている。
- 仕事の成果の8割は、費やした全時間の内の2割の時間の中で生み出される
ブログやホームページを作る際も同様のことが言えます。私のブログでは全記事の74%のpvを70記事のうちの14記事が稼ぎ出しています。月のpvでいえば1万のうち7400pvです。記事によってアクセスに大きな偏りが出るのは自然なことなのです。
どの記事でpvが伸びるかは半年たったくらいではわからない
じゃあ一体どういうpvが記事が伸びるんだろう。誰もが考える疑問です。しかしこればっかりは本当にわかりません。伸びるだろうと思った記事が全然伸びないことはよくあります。ですが、逆に伸びないだろうと思った記事が伸びたことは一度もありません。
言い換えれば、伸びる要因はたくさんあるけれど、伸びない要因は集約されるということです。成功の要因は無限にあっても、失敗の要因は大体いくつかに分類できます。例えばファッションに正解なんて無限にありますが、ダサいファッションは大抵いくつかのパターンに集約されます。
半年くらい記事を書き続けているとこういう記事はダメなんだな、ということがなんとなくわかってきます。自分の場合は以下の4パターンです。
- 書いている途中にふと気が付いて字数を見ると思ったより書いていないと感じる記事
- 時間を気にしながら書いた記事
- 明確なキーワードを狙わず、興味本位で書いた記事
- 旅行中に書いた記事
つまり時間以内に終わらせることにとらわれすぎたり、字数を無理やり引き延ばしたり、需要の調査を怠った記事は伸びていないということです。旅行中は疲れもたまりやすいため、より判断力が鈍っていると考えられます。
これは人によって少し筒違ってくると思います。大切なのは自分なりの失敗パターンを見つけ出すことです。成功パターンを見つけ出そうとすると型にはまり、つまらないブログになります。書いている自分もつまらなくなります。最低限避けるべきパターンを見つけるのが、成功への近道です。
Youtuberよりもブロガーになるべき3つの理由
Youtuberもブロガーもアクセスを集めて広告収入を得ているという点では同じです。これからは動画による情報発信が主流の時代だ、という人もいます。しかし、情報を発信して広告収入を得たい、という人は、動画に走るのではなく、しっかりと記事を書くことをおすすめします。理由は以下の3つです。
- 1 youtubeがなくなったらどうするの
- 2 youtuberはスキルの汎用性が低い
- 3 動画サイトはマネタイズの仕組みが少ない
1 youtubeがなくなったらどうするの
一番単純な疑問です。誰もが知っているyoutuberやものすごい技術を持った人なら他の動画サイトに場所を変えて、稼げばそんなに問題ないでしょう。才能と知名度を生かしてブログや出版に参戦せいてくるかもしれません。しかし、そこまでの技術がなく、ただテレビの動画を転載しているような人はどうするのでしょうか。youtubeがなくなれば積み上げてきたチャンネル登録数もすべて水の泡です。たくさんの動画を投稿しても何もスキルが身についていない可能性が高いのです。
2 youtuberはスキルの汎用性が低い
youtuberをやることでスキルが身につかなかったとしてらそれは時間をお金に換えているだけにすぎません。動画を投稿することでどのような技術が身につくのでしょうか。動画の編集とトレンドを読む力は確実に身に付きますが、それ以外はほぼ皆無ではないでしょうか。
売れているyoutuberでは顔出しで絶大な人気を誇る人もいますが、それはスキルというよりはキャラと才能、容姿が大きく関係するので、スキルがあれば成功するというものではありません。
ブログやホームページであれば、大変な分、様々な能力が身に付きます。トレンドを読み、長い文章を確実にまとめあげ、SEOを意識し、読まれるキャッチコピーを作り上げる。デザインにこだわり、必要に応じてプログラミングをする。広告の場所と大きさ、サイトの構成まで自分で決める自由度の高さが成長につながります。
ライター、WEBデザイナー、プログラマーなど直接スキルを生かせる仕事も多く存在します。企業をするときもwebで自社のサイトを無料で宣伝できれば大きなアドバンテージになります。
3 動画サイトはマネタイズの仕組みが少ない
動画サイトは基本的に広告を見たらお金がは払われる仕組みです。企業とのタイアップもありますが、かなり収益化の仕組みは限られます。閲覧型の広告に依存しているということは、単価が下がればあっという間に収益は半分になることも有り得ます。
それに比べてブログやホームページはどうでしょうか。クリック型広告、見るだけで収益が発生する広告、成果報酬型広告など広告にもいろいろあります。広告がだめでも自社のサイトに誘導したり、オンラインサロンを作ったり、商材を売ったり、メルマガに登録させたり自由度が高いのが魅力です。
遠い将来、広告が貼れなくなっても、アクセスさえ集まっていれば収益化の道は無くならないでしょう。そう、だからみんな、自分のホームページを持とう。月1万pvまでいけば初心者脱出です。