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ネットカフェで使える防犯対策のまとめ


ネットカフェではしっかりとした防犯が必要

ネットカフェや漫画喫茶はその利益率の高さから、供給過剰になるほど増加しました。終電を逃した時にホテル代わりにしたり、空いた時間にさくっと漫画を読めたりするので、とても便利です。

しかし、ネットカフェが犯罪の温床になっているのも周知の事実です。個人が特定されにくいだけに、良からぬ投稿やアップロードがされたり、パソコンのハードディスクやCPUが転売用に盗まれることもしばしばあります。

個人が特定されにくいだけでなく、照明が暗く、個室となれば、犯罪に利用されやすいことも納得できます。自遊空間のように全席防犯カメラが導入されたところもありますが、それはまだ少数派です。当然、その脅威は我々にもふりかかる可能性があることも知っておかなければなりません。

目次

 ネットカフェで起きた驚愕の犯罪の手口

今回の相談者は大学生のFとします。Fは自分の彼女の個人情報がネット上に晒されていることに悩んでいました。初めの頃はそこまで本気で原因を追究しようと思わなかったんですが、Fは自分と彼女とのメール内容までさらされていることに気づき、原因特定に取り掛かりました。

 

あらゆる情報を分析したところ、晒されていたメールは全て、特定のネットカフェから送信したものだと気付いたのです。

そのネットカフェに行って事情を話し調べてもらうと、パソコンのほとんどに、キー入力の内容を記録するソフトが仕組まれていたそうです。

その店は身分証の提示を義務付けていたので、犯人は逮捕されましたが、一度ネット上に流れた情報は完全に消すことはできません。

ちなみにこの件がきっかけでFさんは彼女と別れてしまったそうです。ネットカフェが原因で大切な彼女と別れるなんてとても可哀想です。

 

ネットカフェの個人情報流出は主に専用のソフトがパソコンに仕組まれているパターンと、後ろから入力した情報をこっそり見られている(もしくは隠しカメラ)パターンがあります。

 

前者は主に個室、後者はオープン席で注意が必要です。

 

ではそうした被害を防ぐ方法を紹介しましょう

  •  ネットカフェでメール送信、買い物、ログインなどはさける

一番シンプルな方法です。ネットカフェには大抵充電器がありますから、どうしても買い物やログインをしたいなら自分のスマホで行いましょう。パソコンにパスワードを入力したらなるべく早くパスワードを変えることを推奨します。

 

  • 完全会員制のネットカフェを使う

今や大部分のネットカフェでインターネットを使う場合は会員登録が必須になっています。しかし、マンボーのように、漫画を読むだけの場合、会員登録が必須でない店もあります。

漫画を読むふりをして隠しカメラを使ったり、盗難に遭う場合もありますから、会員制なら抑止力が働きます。

 

  • 入力した情報を削除する

やむを得ずログインや個人情報を入力した場合は必ず、ログアウトをし、Cookieとキャッシュを削除しましょう。閲覧履歴も削除しておくと安心です。

 

外国のネットカフェを使う場合は特に注意

ナイジェリアの首都でアフリカ最大の人口を誇るラゴスで、14歳の少年がネットカフェからスパムメールを大量に送って、クレジットカード情報を盗み取り、億単位のお金をだまし取りました。

参考 フィッシング詐欺についての記事はこちら今や先進国だけでなく発展途上国にもネットカフェがある時代です。発展途上国のネットカフェでは、まだまだ身分確認がいい加減なところも多いので、海外旅行に行ったときは、日本以上に注意が必要です。

 盗難対策について

もちろんネットカフェで被害に遭うかもしれない犯罪として、盗難も対策しておかなければいけません。席を離れたときだけでなく、寝ているときも盗難の可能性があります。そもそも、しっかり施錠がされていない場所で、不特定多数の人が同じ空間に寝ていること自体がとても異様だという心に留めておきましょう。

貴重品はしっかり常に携帯すること、入り口の近くに物をおかないこと、女性はなるべく女性専用フロアを使うことは対策になります。

また、ネカフェの明るさも重要な要素です。人間は心理的に明るいところのほうが悪事を働きにくいという傾向があります。アプレシオや快活クラブなど、店内の明るさを売りにしたネットカフェを利用するだけでも十分対策になるでしょう。

 




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